久しぶりの環境改善を行いました。
今日は日差しがキツイ暑い日でした。
今日は墓地の通路の草刈りがメインではあったのですが、前回から気になっている部分を確かめてみようということになりました。
それは、
この駐車場裏の溝の掘り直しを今年の始めに行っていたときに気になった部分で、上の写真の上方の角の部分でした。
ちょうどこの角の部分から水が沢山流れ出していたのです。(U字溝から流れ出るということではありません。)
「なんでここから水が出るんだろ~」という発見からもしかしたら山の中の水脈がコンクリートで行き場をなくして漏れ出しているのではないかいう結論に至ったようでした。
そのために上のU字溝の一部を割ってもらうことにしました。
こんな感じで手で割ってもらっています。この時点で隙間が見えているとは思いますが、
さらに底を粉砕していくと
このようにU字溝の下が空洞になっています。
一度U字溝を外してみましたが、かなりの長きに渡って空洞になっていました。
この現象はなぜ起こるかというと山の水が行き場を失ったために起きている現象です。外のU字溝というのは、もちろん雨が降ったりした時には雨水の流れ道ではあります。しかし、山の中に蓄えられている水は、U字溝とコンクリートに阻まれて流れていく場所を失っています。そういう時にどうなるかというと山自体が自分で水を流す道を作ることをします。
5つ前の写真の水が流れていたというのもそういう意味だったのです。
作業を時始めたのが遅かったので、応急処置してもらうことにしました。
こういう時普通の土木作業ならコンクリートを流したりするのでしょうが、そういうことをするとまたその下の部分が空洞化し、もっと収拾がつかなくなります。
破砕したU字溝や竹や木の枝をその空洞化した部分に押し込んでいってもらいました。お寺の裏の竹やぶで作った竹炭も使用しました。本当は根が張るようなものを植えれればベストだそうです。
最終的にこういう感じに復旧してもらいました。
こういう事実とその対応の仕方を見ているとやはりこの矢野さんの大地の再生の考え方というのはすごいなあと感心しました。
次回は7月30日(月)と8月1日(水)の予定です。
ご興味のある方はどうぞご参加ください。朝8時スタートです。