今日と明日でおそらく今年最後になるであろう大地の再生 報恩寺環境改善の作業が行われました。
本日の報告です。
私は大学の授業が午前中にあったので、朝皆さんと挨拶だけして別れました。その時点では「今日はどこをしようかな〜?」という感じだったので戻ってどこが変わっているのかを楽しみにしていました。
大学から帰ってくると山の中腹でチェーンソーの音がしています。
今回の作業箇所は写真の右手全体的に傾いて地盤が崩れそうになっているのがうかがい知れるのではないかと思います。ここの整備です。
杭を打ち、倒木を横に倒してその隙間に割ったコンクリートブロックや枝、落ち葉などを落としていきます。
これはもとあったコンクリート面を割っているところ。以前からこの地盤は崩れやすいようで、土嚢で下支えをした上にコンクリートを敷いています。割ってみるともう1層コンクリート面が出てきました。対処療法でしかありません。
倒木をみんなで運んでいます。
それを崩れそうな部分に横に設置します。
これが先ほどの枝を落としたところ。もともとの土嚢も見えますね。
縦に細い枝で杭を差し込み、木の幹と枝で壁面を作ります。
そうして出来た壁面の隙間に枝やブロックの破片、落ち葉などを埋めていきます。
これらの作業を見届けたあと、私は用事が出来たのでしばらく現場を離れました。
帰ってくると先ほどの現場は見事にこのような形に改善されていました。
最初の状況と見比べてもらうとずいぶん見違えるように平地になったのではないでしょうか?
枝で階段も作ってくれました。崩れかけのブロックの段差よりもずいぶん歩きやすくなりました。
小山田さんと、小野さん、そしてプロボノの西尾さん。明日はどこを作業しようかと密談中です。