宇陀歌彼岸会2017 土の私と風のChojiさん

2017年9月23日第6回目になる宇陀歌彼岸会が行われました。近くはお隣さんから遠くは、大阪・和歌山・横浜などからもお越しになりました。宇陀はその日小学校の運動会と、なぜか怒涛のイベントラッシュでそのせいがどうかは分かりませんが、参加者は昨年よりも少なかったです。

最初は大念珠繰りからスタートなのですが、自分が進行しているので、写真は撮れませんでした。お経が始まるやいなや数珠も回り出すというハプニング!
でもなんとかなって仕切り直せました。意外に毎年参加されてる方がおられても、年に一度のこととなると忘れてしまうんですね。次回は先に説明をせねば。

数珠繰りの後はChojiさんのコンサート。

ここで今回の新しいアルバム「風と土」のタイトルの由来の話がありました。「皆さんが土だとしたら僕は風。ずっと根を張って暮らしをされている皆さんに対して風のような存在も僕もなんとか関わりたい。」というメッセージはなるほどなあと思いました。風の流れはそれはそれでなくてはならないものです。今お寺の環境改善をしていますが、それも「水と風の流れを整える」というのが目的です。いかに風がよく流れるようにするかということに知恵を絞るのですが、確かに毎回このコンサートで出入りしてくださる方も風であり、その一番の牽引役がChojiさんなのだなと思いました。

今回は意外な曲の演奏もあり会場も大いに盛り上がりました。

コンサート終了後、本日2回めのハプニングがあり、父親に無茶振りして30分話してもらいました。こういう話を卒なくこなすのは流石に年の功というか流石だなあと感心しました。

そしていつものように第2部の交流会。いつもはビュッフェ形式のお食事なのですが、今回は小学校の運動会があり吉野のカフェはなさかさんのお弁当をお願いしました。もうばたばたあたふたで食事の写真を撮るのをすっかり忘れていました。

そしてお酒も入ってご機嫌のChojiさんによるミニライブ。そこでコンサートでは時間がなくて話してもらえなかった曲の誕生秘話も聞かせてもらって、本当にChojiさんは旅するシンガーソングライターなんだなと思いました。

Chojiさんをご機嫌に酔わせたのは、ご存知久保本家酒造さんの美味しいお酒達でありました。

こちらは毎年の父の生けた花です。

終わってからChojiさんと話していて「こういう双方向に交流できる規模のコンサートは大事にしていきたい」と話されていました。ついつい主催者側として集客人数のこととかばかり気にしてしまうところもあるのですが、来てくださった方は満足して頂いたようで良かったと思います。

来年も9月23日に開催することにします。運動会と重ならないといいのになあと思っています。そして「お彼岸の中日はお寺にお参りしようキャンペーン」をしていこうとChojiさんと約束しました。

境内は金木犀のいい匂いがしています。取材に来られたライターさんが「来年も来ます」とおっしゃってくれたのが嬉しかったです。

こちらはご来寺くださった方の報告です。