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2017年10月8日

秋祭りと生業作り

宇陀市ではどこでもだいたいこの時期にあるのですが、昨日は大東区の八幡神社の秋祭りでした。

スケジュールは

 

10時~ 祭典
14時~ 太鼓台巡行
19時半~ 御供餅まき

というような流れて、御供餅まきの時には抽選会と子ども向けのイベントも行われます。

午前中の祭典は近くの神社の神官さんがお越しになります。

太鼓台は小学生以下の子が交代で乗ります。この太鼓台は地元の方々の手作りです。

所々に休憩所があって、いろいろ振る舞いを頂きます。

最後のお宮さんまでの道のりが急なのです。

夜の部は子どもたちの抽選会から、言い方は昔的ですが、外孫の方がたくさん来られてこの時だけは子どもたちも沢山集まります。太鼓台も小学生以下しか乗らないので、中学生以上の子どもたちで一緒に小学校の分団通学した子どもたちの同窓会的なことにもなっています。

それが終われば恒例の御供餅まきをします。

祠のある上から餅が降り注いできます笑。みんな身をかわしながらお餅を拾います。

こちらは御供餅まきの後の抽選会の品々。農家さんもおられるので、お米も景品で出ます。

無事秋祭りが終わって皆さんも帰って片付けした後の静まり返った姿。

この地区では、3~4軒の当家と呼ばれる家が祠を家でお祀りする役回りをし、お祭り自体は敬神会が運営しています。2世帯で住んでいるところは親の世代が午前中の祭典に参加して、敬神会はその子どもの代が関わっているという感じが多いです。

昨日の後片付けの時に神輿を収納してるの倉庫の屋根の雨漏りしているのを今日修理しようということになりました。

別に工務店も屋根やさんもいないのですが、さすがの連携プレイであっという間に屋根の修理が行われました。

僕なんかは引っ越してからなので、まだ9年ほどの関わりですが、地元の男性はだいたい高校生とかからずっとこの敬神会に関わっています。都会だと、屋根の修理をするにしても業者さんに見積もりを取ってじゃあその費用をどのように捻出するかなどということで結構時間がかかったりすると思うのですが、こちらだと「勢いがあるうちに」と、翌日集まってどうしたらいいか考えて、そこから材料を買ってその場で分業で完成までこぎつけることが出来ます。

僕なんかは行ってもほとんど屋根の修理なんかは何の役にも立たないのですが、皆さんの動きを見ていて感じたことがありました。

今はたまたま神社のことで集まっている仲間なのですが、もしこのチームで仕事をすればとてもスムーズに事が運ぶのではないかということです。

普段はそれそれが自分の生業を持ってそれぞれの世帯主として生活しているわけですが、誰かの利ではなく、自分の地域にとっての利になることのために自分の得意な部分で貢献して結果を出すということの燃費の良さというか成功力というのをとても強く感じました。

地方創生とか言われたりもしていますが、その最小単位に近い自分たちの住んでいる地区の機動力というのは重要な鍵を握っているのではないかなと思いました。

徒然なるままに
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報恩寺の住職です。